3Dゲームが全盛期のこの時代、ファミコンやスーファミの平面のゲームをプレイしたくなる時ってありませんか?でも、当時のゲーム機が壊れてしまっていたり手放してしまっていたり、なかなか実現するには難しいですよね。
そんな時、ゲームボーイのように外に持ち出す事も出来、テレビにも繋げられるレトロゲーム機があったら欲しいと思いませんか?今回は、そんな夢を実現させてくれるエミュレータゲーム機「RS-97」を紹介したいと思います!
海外の製品で、正式名称は「RS-97」と言いますが、Amazonで”Whatsko 1151種ゲーム 最新版ポータブルゲーム機”としても販売されている物と同一製品です。
RS-97 基本性能まとめ
項目 | |
---|---|
CPU | ingenic JZ4760B(600MHz) |
メモリ | 128MB |
記録媒体(内蔵) | 4GB |
液晶 | 3インチ(320×480) |
バッテリー | 890 mAh |
※RS-97に搭載されているCPUは、音楽プレイヤーに搭載されている実績があります。
RS-97 開封レビュー
早速、箱から見ていきましょう!外箱には”RETRO GAME”と記載があり、型番等の情報は一切ありませんでした。
- 本体
- 説明書
- AVケーブル
- Micro USBケーブル
説明書は英語ですが、読まなくても触っていれば理解できますので流し読みで問題ありません。
付属のAVケーブルを使用して、テレビに画面を出力することが出来ます。
十字キー等のボタンの感触は軽めです。DSのようなカッチリとしたボタンが好きな人には好まれないかもしれませんが、押した感触がないという程ではないので暫くすれば慣れるとは思います。
入出力端子に、USB・AV OUT・SDカードスロット・イヤホン端子を備えています。USB端子はPCとの通信・本体の充電に使用します。
RS-97にはゲームボーイアドバンス用のソフトの差込口がありますが、アドバンスの互換機としての機能は持っていません。
RS-97はアドバンス互換機として製造していたゲーム機の型を流用している為、このような形をしています。本体の上側側面のEXT端子もその名残だそうです。
付属のアドバンス用ソフトを模倣したカードは、SDスロットの役割をします。
本体の左側面にある電源スイッチを押すと起動します。液晶がやや小さいこともあり320×480のドット数にしては高精細な印象を受けます。
起動画面が5秒程度表示された後、メニュー画面に移ります。
- エミュレータ
- 音楽再生
- 動画再生
- 画像閲覧
- 電子本
RS-97には各ゲーム機をエミュレートするソフトが予め用意されています。
- ゲームボーイ
- ゲームボーイアドバンス
- ファミコン
- スーパーファミコン
- ゲームギア
- メガドライブ
- セガ・マスターシステム
- ネオジオ
- CPS(アーケード)
自分で所持しているゲームソフトのデータを吸い出すには、サイバーガジェットが販売しているゲームフリークが簡単で扱いやすくおすすめです。
スーファミのロックマンを起動してみました。操作性・画質は文句ありませんが、音質はスピーカーがモノラルという事もあり良くありません。音にこだわる人はイヤホンは必須です。
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RS-97の内蔵データはどこに入っている?
RS-97を裏面から見る、または分解すると分かるのですが、基板上に4GBのSDカードが差さっており、このSDの中にOSやエミュレータのデータが格納されています。
PCと接続することで、この内蔵データにアクセスすることが可能です。
- 1)電源OFFにしたRS-97とPCをUSBケーブルで接続
- 2)PCと繋いだらRS-97の電源をONにする
これでパソコン側に外部メモリとして認識されアクセス出来るようになります。
もう一度RS-97で当時のゲームを楽しんじゃおう!
内蔵エミュレータの出来はいまいちな所がありますが、RS-97には”OpenDingux”というLinux系のOSを動かすことも可能です。OpenDingux用のエミュレータを使用する事で動作も改善され、最強のエミュレータ機になりますよ!
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