4月2日(土)に発売された『妖怪三国志』を購入しました!いつもなら前情報を入手してソフトを買うか決めるのですが、今回はほぼ衝動買いです。
三国志を知るにはまず漫画から!
三国志を題材にしたドラマや小説、漫画等、数多くありますが一番とっつきやすいのは漫画かな…と私は思います。中でも横山光輝さんが書いた『三国志』は、登場人物がほぼ同じ顔をしているのが難点ですが、読みやすく三国志初心者の方でもわかりやすく楽しめると思います。文庫本版も出ているのでオススメです!
さっそくプレイしてみる!
予備知識なしで購入したので、オープニングでさっそく驚いたのですが、ちゃんと光栄とコラボしています。シブサワコウさんの名前があります。
セーブデータは3種類作成できるので、兄弟がいるご家庭にも安心ですね。
主人公は、ジバニャン(劉備)、コマさん(孫策)、うさピョン(仲達)から選べます。魏・蜀・呉ですね!魏が曹操ではなく司馬懿仲達なのが光栄のこだわりを感じます。
主人公は不思議な本の中に吸い込まれ、気づくと武将の姿をしており本の世界の中で 国(敷地)盗り合戦を繰り広げていきます。光栄の三国志のシステムを簡易版ですね。敵地の武将から攻め込まれる事もありますので、自分が獲得した敷地には武将を配置しておかないと敷地を奪われてしまいます。
舞台は中国などではなく、おなじみのさくらニュータウンです。なので三国志の世界観を期待してしまうと肩透かしをくらってしまうかもしれません。三国志の劇を見ているって印象が強いですかね。ストーリー的には史実をうまく妖怪ウォッチの世界に溶け込ませてるって感じです。劉備、張飛、関羽の3人の『桃園の誓い』を『公園の誓い』としてしたり(笑)
シミュレーション初心者、子供にも安心設計!
本作はいつものRPGではなく、シミュレーション(マス目ゲー)です。私はじっくり考えられるシミュレーションは好きなので特に抵抗はないのですが、シミュレーションが苦手な方もいらっしゃるかと思います。そんな方にオススメ、このゲームでは行動サポート機能が付いており、行動や攻撃方法のオススメを教えてくれます!もちろん最適な解ではないかと思いますが、シミュレーション初心者の方にはとっつきやすくなるかと思います。(この機能はいつでもオフに出来ます)
私がちょっと気になったのが、戦闘に時間制限がある事です。下画面に制限時間バーが表示されており、そのバーがなくなった場合でも敗北となります。じっくりプレイするのがシミュレーションの醍醐味だと私は思っているので、時間に追われるのは少し頂けないですかね。ただ見るからに減っていくというスピードではなくジワジワといった感じなので焦らさせるほどではありません。
三国志は好きだけど、子供っぽい絵のゲームは嫌だなぁと思っている方に…時々武将が乗り移る事もあり、その時はリアルな武将の絵が表示されますよ!
第1・2章前半はチュートリアル!
第1章、2章はあっという間に終わります。ほとんどチュートリアルで約1時間ほどは画面見ながらAボタンを押していれば終わります。本番は3章からですかね。三国志の世界観を期待するとダメと書きましたが、三国志ネタは数多く出てきます。私はジバニャンを主人公に選んだので蜀のストーリーなのかと思いますが、劉備が孔明を3度訪ねた『三顧の礼』もちゃんと描かれています。ちなみに孔明はウィスパーです。
まとめ
- 三国志を知らなくても楽しめるが、知っているともっと楽しめる!
- あくまで妖怪ウォッチの世界観がベース!三国志の要素はおまけ程度!
- 戦闘は補助機能があるので、シミュレーションが苦手な方やお子様でも安心!但し単純に攻め込むだけでは勝てないので親子で楽しめます!
- 戦闘は最大でも6vs6なので、変に戦闘が長引く事はない!
- 光栄の三国志が気になるけど敷居が高いと思っている方におすすめ!
- ストーリーははっちゃけてますが、三国志の正しい解説機能もあります!
- 登場する武将は432体!
- 近くの人とも遠くの人とも協力対戦、メダル交換が出来ます!