皆さんが鉛筆を最後に握ったのはいつですか?私は小学生の頃が最後です。
子どもの頃は、使っていくうちに筆跡が太くなっていく鉛筆が嫌いで、中学生になってからはシャーペンのみ!それからは大人になるまで鉛筆を使う機会というものがなかったのですが、ふと鉛筆を使いたいという気持ちが芽生えてきました。
早速文房具屋さんに行ってみると、鉛筆コーナーの場所に大人の鉛筆という文房具を見つけました。
[box class=”box29″ title=”大人の鉛筆とは?”]
もう一度、鉛筆の感覚を味わいたいという大人の為に作られたもので、鉛筆とシャープペンのあいのこのような製品です。持ち手部分は木で出来ており、見た目も手触りも鉛筆を彷彿させます。
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北星鉛筆「大人の鉛筆」を購入!
まず感動したのが木の香りです!昔毎日のように嗅いでいた匂いが部屋中に広がりました。もうそれだけで懐かしく、当時のことを思い出してしまいました。
見た目はシャープペンシルだけど鉛筆!
基本的な構造はシャーペンと同じです。
ノック部分を1回押すと、芯が0.5mm程出てきます!その太さにびっくり、なんと直径2mmあるそうです。ほぼ普通の鉛筆と同じですね。
専用の鉛筆削り器を使って芯を削る
当然このまま使うと線が太すぎるので、同梱されている芯削り器で芯を削ります。
説明書にある「ノック部分をつまんで左右に回す」の言葉通りやってみますが…
一向にガリガリと芯を削る音はせず、3分ほど回しても尖った形状に削れませんでした。この削り器不良品なんじゃない?と思ったほどですw
「ノック部分をつまんで左右に回す」の言葉に意識が行き過ぎてしまいましたが、要は鉛筆を握る部分を持って回せばいいんです。ひたすらノック部分を回していた私は読解力が足りないのかもしれません。
無事、尖った形状になりました!
書き味は鉛筆そのもの!
早速、書き味を試してみました。字が下手なのは置いておいて…書き味は鉛筆そのもの!当時の記憶が蘇ります。紙と接した時の感触はシャーペンのように固くなく、まるでバネが入っているかのような柔らかさで、字をスラスラ書くことが出来ます。
昔はなんとも思わなかったんですが、鉛筆の良さを改めて実感しました。
それにしても、なんか黒が濃いと思ったら最初に入っている芯はBなんですね。私の子供の頃は「HB」が主流でした。ましてや私の場合、薄い色が好きだったので「4H」なんて使ってた頃もあります。 鉛筆は「HB」が普通と思っていた私、何故 「B」なのかと調べてみたら、今の小学校では入学時に「2BもしくはB」と指定する学校が増えているとの事です!その背景に、芯が折れた時に危なくない…という理由もあるみたいですが、1番の理由が子供の筆圧が落ちているから…だそうです! スマホみたいに何でもタッチするだけで操作出来る時代…その弊害として、今の子供達は物を握る力というのが衰えているみたいなんですね。世の中便利になる事は良い事です!